2019年4月8日月曜日

第二種電気工事士 平成28年下期 問1 直流回路 分圧と分流


直流回路 分圧と分流


*電流計と電圧計を使用した問題ですが、 直列回路の分圧  並列回路の分流 が理解できていると簡単に解くことができます。 


*①並列回路部分の8Ωに流れる電流が 1A ですから、この並列部分に掛かる電圧は 8V であることがすぐに解ります。その上の4Ωが2つ並んだ部分に掛かる電圧も8Vですから、そこには 1A の電流が流れます。また、一番下の4Ωに掛かる電圧も8Vですので、そこには 2A の電流が流れます。並列回路のそれぞれの電流の和 4A が右の4Ωに流れることになりますから、その部分の電圧は 16V であることが暗算で求められます。

*図中の青丸の番号は計算手順で、この順番に計算することで全て暗算で答えを求められます。

直列回路の分圧と並列回路の分流 が理解できていると簡単に解くことができますが、合成抵抗を求めても答えは簡単に得られません

*電流計と電圧計は計器ですので回路上から無視することができます。測定器ですので回路上に影響を及ぼさないような機器です。 計算時には、回路上にある 電流計は短絡(接続)し、電圧計は解放(切り離す してください。

第二種電気工事士 計算問題 目次

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