【解答】平成26年度第二種電気工事士下期筆記試験
直流回路 電力
*電気で使用する仕事量の単位は、発熱量[J](ジュール)、電力量[ws](ワット秒)[wh](ワットアワー)(ワット時間) [kwh](キロワットアワー)(キロワット時間)を使用します。
*[w][kw]は、電力 P の単位として使用します。 電力 P は1秒間にできる仕事の能力を表します。言い換えれば1秒間に消費する電力量です。 産業機械では『出力』(定格出力とは異なる)と表示されることもあります。
家電製品に『定格消費電力 900W』と記載されていれば、この900Wが電力Pになります。
*『電力』は1秒当たりの電力量ですから、『電力』に秒数を乗じれば、仕事量としての『電力量』W [ws]=『発熱量』Q [J] が求められます。
*発熱量と電力量は、その単位は異なりますが、同じものとして取り扱われていることが公式からも解ります。
*500[w]の電熱器(この電熱器は、電熱線であるニクロム線抵抗に電流が流れると熱を発するというシンプルな構造のもので、配線の抵抗などは無視されている)の出す発熱量はその電熱器が使用した電力量ということです。
*[ws]の単位では数字が大きいままなので、[ws]/3600秒=[wh]とするのは業界では普通のことです。
*[wh]×10(-3乗)=[kwh]とすることも業界の常識です。
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