2019年4月13日土曜日

第二種電気工事士 平成24年下期 問1 直流回路 電力


直流回路 電力


*電力 P=VI=I^2・R=V^2/R です。

   『電力とは』については 平成26年下期 問1 を、ご覧ください。

 P=VI で求める場合は、流れる電流は10[A]であるということは問題の図を見てすぐに分かりますので、Rに掛かる電圧を求めます。
*回路全体に流れる電流10[A]を並列部分に分流し、並列部分に掛かる電圧を求めます。全体の100[V]から求めた80[V]を引いた電圧20[V]がRに掛かる電圧です。P=VIで求める場合には、Rの抵抗値が解らなくても、回答できます。

 P=I^2・R で求める場合は、Rの抵抗値を求めます。


 P=V^2/R で求める場合は、電圧と抵抗の両方を求めなければいけませんので、電流が解っているこの問題には適合しません。この公式を使用するのは、電流値が与えられない時や求めることができない時、また計算スピードを上げる時などに使用します。第1種電気工事士試験のときに出ることがあるくらいで、第2種電気工事士試験では必要ないと思います。

第二種電気工事士 計算問題 目次

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